2010年06月20日

「はやぶさ」の帰還によせて

カプセルも無事日本に戻ってきたということで、そろそろ一言。

まずは「はやぶさ」、そして「はやぶさ」プロジェクトに関わった全ての方々へ。お疲れさまでした。
サンプルの解析を担当される方は、いよいよこれからと言ったところでしょうが、ぜひお体に気をつけてお願いいたします。

これで「はやぶさ」プロジェクトは無事終了へと向かうことになりました。
この経験が風化しないうちに、ぜひ次の月・惑星探査計画をスタートさせていただきたい。
勢いのある、今のうちに・・・・・・。

もちろん、それだけではいけません。
天文観測、有人宇宙活動へ向けた研究開発、インフラとしての宇宙利用の推進などなど。
今後、日本の宇宙産業が生き残っていくためには、やらなければならないことは山のようにあるはずです。
ぜひ、確固たる意思の下、宇宙において日本がイニシアティブを握ることができる分野を築く戦略を立てていただきたいと思います。

政府内からは「はやぶさ2」に関して色よい発言が出ていますが、決して油断してはいけないでしょう。
私たちが目を離せば、別の宇宙開発プロジェクト、もしくは別の科学研究プロジェクトが「はやぶさ2」の生贄として潰されかねません。
年間総額2000億弱の宇宙予算を内部で食い合うのではなく、全体のパイを増やせるよう、JAXAのみならず、私たちも今以上に働きかけていく必要があるでしょう。

「はやぶさ」を「終わり」にしてはいけません。
どなたが仰ったか記憶がありませんが、「まだ『始まり』が終わっただけ」です。

最後にもう一度。
「はやぶさ」を支えてきた皆さん、本当にお疲れさまでした。

そして、「はやぶさ」、お疲れさま。
数え切れないほどの感動をありがとう。
あなたのおかげで、自分の好きなことを職業にできることの喜びを今、噛み締めています。
それに気づかせてくれたあなたのことは、絶対に忘れません。
あなた自身は地球に還り、塵芥になろうとも、いずれ私たちのみならず、これから宇宙に飛び立つであろう次代の宇宙機の血肉となるはずです。
そうである限り、あなたやあなたを支えてきた多くの人々の思いは生き続けることでしょう。
今までありがとう。
どうか、これからの私たちを見守ってください。
おやすみなさい。
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